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名草の巨石群
名草上町折木々 足利市 厳島神社
国指定 昭和14年9月7日
厳島神社境内の奥、弁天沢の中にある。あらい節理をもった粗粒の花崗岩が節理にそって玉ねぎ状に風化し、次いで水に洗われた結果節理間の核心部が球状に残留し、巨石の累積した形になったものである。方状節理をもつ粗粒花崗岩に特有の風化現象を示す資料として貴重である。
巨岩群をつくる花崗岩体は直径1.5qの岩株状で、主な鉱物組成は石英30〜40%、斜長石33〜52%、カリ長石16〜19%、黒雲母6〜7%で花崗閃緑岩と呼ぶべきものといわれる。小川の水底に光る金色の小粒は黒雲母である。また、周辺のたい積岩と花崗岩体との接触部には各種のホルンフェルスがみられる。
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