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名草の伝説 北の郷物語(名草関連) 
○ 名草の生姜
名草町の特産品である生姜を根付かせたのは、源姓足利氏八代尊氏の家臣南宗継とされています。南氏は、足利氏の重臣で代々執事を務めた氏の一族として重用され、文永2年(1265)、紀州名草(和歌山県和歌山市名草地区)から足利庄丸木郷に移り支配していましたが、宗継の代に故郷の生姜栽培を取り入れ、それを機に地名も名草に改めさせたと言います。季節の生姜売りは見られなくなりましたが、鮨用のガリをはじめ、漬物や漢方薬となって全国に出荷されています。


○ 名草のほたる祭り
初夏の夜を幻想的に彩る蛍は、清流等の生息条件から環境の指標とも言われます。昭和61年(1986)、名草町に名草源氏ホタル保存会が結成され、環境庁の「ふるさといきものの里」認定を記念して始められたほたる祭りは、毎年6月に開催されます。源氏蛍は、鵺退治の逸話で知られ、源平合戦の口火を切り、平家方の藤姓足利氏4代忠綱らと戦い敗死した源頼政とその家臣たちの亡魂と言われ、小振りな平家蛍と乱舞する様を戦に見立て蛍合戦と呼ぶようになりました。


○ 須花坂の戦い
戦国時代、足利庄領主の長尾顕長と佐野庄領主となった若武者佐野宗綱は、それぞれが属した勢力の対抗もあり熾烈な領地争いを繰り広げていました。やがて長尾氏の使者が殺害されたことに端を発し、佐野氏の支城である飛駒城主の謀殺に至って天正13年(1585)雪の元日、家臣の制止を振り切り勇んで奇襲に出陣した宗綱は、現在の名草中町と田沼町を結ぶ須花坂に差掛った時、敵伏兵の放った鉄砲によりあえなく絶命、後にこの事変を須花坂の戦いと呼ぶようになりました。


○ 鬼が逃込む星宮神社
山間の名草町は、市街地の光害が遮られ、天体観測に適していることで知られています。下丸木上口地区の石川家が星信仰にまつわる地主神を鬼神として祀る星宮神社には、節分の夜の鬼遣で「鬼は外」と追われた鬼たちが逃込むとされ、一家も「福は内」だけ唱えるか、豆撒きをしないそうです。かつては、金木犀と銀木犀の御神木があり、毎年10月1日に赤飯や煮しめをお供えしてお祭りしたと言います。また東南の山麓にある飯綱神社は、勧請した同家に社殿を向けています。


○ 鯉幟を上げない持舟
名草下町持舟地区の地名は、沼地で住民の持つ舟が多く岸に着けられたことに由来します。昔、山腹の稲荷神社付近に鎮守として祀られていた愛宕権現の祭にやって来た喜連川の武士とその幼い長子の乗る馬が幟旗に驚き暴れ、参道脇の溜池に二人を振り落し、死なせてしまいました。以来不吉な物あるいは供養から、端午の節句に旗や鯉幟を揚げなくなったそうですが、栃木県塩谷郡栗山村湯西川には、平家の落人が源氏の追手をかわすため、同様の風習を伝えています。


○ 玉蜀黍(とうもろこし)の禁忌
玉蜀黍を「蒔かない」あるいは「食べない」習わしを伝える家が名草中をはじめ樺ア、菅田、利保、月谷等の各町内で見られます。昔、子供が食べすぎて腹を壊したとか、葉で目を突いたと言うのは、長尾氏の祖、鎌倉権五郎景政が合戦で目を射貫かれたのが黍畑だったことによる「黍忌み」に繋がる他、根を張り土地を痩せるほど養分を吸収する栽培事情も伺われます。伝来は、天正7年(1579)とされていますが、作物として普及した明治以降に禁忌が確立したようです。


○ 須花トンネルの真実
名草中町と田沼町を結ぶ須花トンネルは、心霊スポットとして知られています。明治、大正、昭和期のトンネルの残る須花坂は、村境の古戦場で峠の他界観を背景に昭和30年代、他所のトンネル工事事故がきっかけとなり、徘徊行動や放置物の誤認の伝播で近隣の事件とも関連付けられ、都市伝説になったようです。最古の手掘りトンネルは、地域住民のため田沼町の戸長だった田島茂平が私財を投じて自ら当り、8年に及ぶ難工事の末、明治22年(1889)に完成させました。

中島 太郎 著「北の郷物語」より

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