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名草の名所・観光案内

 

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名草地区の見どころ

 

観光スポットとしては、国の天然記念物に指定されている名草の巨石群が有名です。花崗岩特有の風化現象である「タマネギ状風化」が見られる貴重な場所です。山の奥にあるため、木々のざわめきと川の流れる音のみが響く、神秘的な空間となっています。他にも樹齢200年ともいわれる臥龍院の枝垂れ桜、日光神社のご神木(スギ)など見どころがたくさんあります。

 きれいな空気と美しい自然、のんびりとした時間が流れる場所、それが名草地区です。

 

 

1 名草巨石群

  厳島神社(弁財天)

 

2 臥竜院のエドヒガン

 

3 南氏墓所

 

4 南宗氏の五輪塔

 

5 日光神社のスギ

 

名草地区 ホタルの里づくり

 

7 須花庚申塔

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名草巨石群

《天然記念物》

足利市名草上町折木々

足利市 厳島神社

国指定 昭和1497

 

厳島神社境内の奥、弁天沢の中にあります。あらい節理をもった粗粒の花崗岩が節理にそって玉ねぎ状に風化し、次いで水に洗われた結果節理間の核心部が球状に残留し、巨石の累積した形になったものです。方状節理をもつ粗粒花崗岩に特有の風化現象を示す資料として貴重です。

巨岩群をつくる花崗岩体は直径1.5qの岩株状で、主な鉱物組成は石英3040%、斜長石3352%、カリ長石1619%、黒雲母67%で花崗閃緑岩と呼ばれているものと推測されます。小川の水底に光る金色の小粒は黒雲母です。また、周辺のたい積岩と花崗岩体との接触部には各種のホルンフェルスがみられます。

 

 

厳島神社(弁財天)

名草入山に鎮座する厳島神社(弁財天)の起源は明らかではありません。伝説によれば弘仁の頃(810824)空海(弘法大師)がこの地にお出でになって山奥に入らんとすると、大蛇が横たわっていたので法を修したところ大蛇が動きて巨石の中に入ってしまったので、これは弁財天の出現であるとして弁財天をおまつりしたのであるといい伝えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

臥竜院のエドヒガン

《天然記念物》

足利市名草上町2120

臥竜院

目通周285p・215p・150p 高さ各15m 枝張18

 

市指定 昭和4031

 

 本堂の西方に1本、本堂の前方の一段低いところに2本あります。上にある1本が特に大きく、住職の話では明治4年の寺の図面に相当大きなものとして載っていることから200年余と考えられています。

シダレザクラはエドヒガンの変種で、春早く3月下旬に花をつけます。四方へ張り出した太い枝から、細長い糸のような枝が多数垂れ下がり、この枝に花をいっぱいつけた様は優雅であり壮観です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

南氏墓所

《史跡》

足利市名草中町3514

清源寺

面積 約8u 南北朝及び室町時代

市指定 昭和461119

 

清源寺開基の南遠江守宗継から42年間に及ぶ南一族の墓塔です。南氏は足利家の重臣で、宗継のとき足利尊氏より丸木郷を拝領し、出身地の名をとって名草と改めたとされています。

 

五輪塔の形状や金剛界四方仏とその手法など、若干の差異はありますが、時代的特徴をよく示しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

南宗氏の五輪塔

 

足利市名草中町1190

金蔵院

市指定 昭和58223

 

南氏の居館跡である金蔵院にあるこの塔は、南宗継の孫の南宗氏の墓塔です。

永和元年(1375)の銘も入っていて、南北朝時代の五輪塔として貴重なものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日光神社のスギ

《天然記念物》

足利市名草中町3436

日光神社

市指定 昭和55322

 

 日光神社の境内の南端にあり、御神木としてしめ縄が張られています。幹は地上5mのところで1本分分かれ、さらに7mのところで4本に分かれ、5本になって高くそびえています。その中の北側の1本は根本からずっと他の4本とは皮目が異なっています。

氏子の人々は御神木として大切にしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名草地区 ホタルの里づくり

 

名草は「源氏ホタル」の郷です。

平成元年に環境庁の「ふるさといきものの里」に認定され、認定を記念して、「名草ホタルまつり」を開催しました。

現在、地域ぐるみの水質浄化に対する運動、県土木によるホタルのすみよい河川改修、また看板を立ててホタルの保護の呼びかけ等により、名草川や小河川に自然繁殖したホタルも多くなり、毎年開かれる「ホタルまつり」には近郷をはじめ関東一円から訪れる多くの方々を、数え切れない小さな光の飛び交う幻想的な世界へ誘っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

須花庚申塔

《史跡》

足利市名草中町53551

須花講中

市指定 昭和56225

 

県道須花坂の上り口にある薬師堂を囲むように129基の庚申塔と、庚申塔を立てた20名の名前が刻まれた記念碑が並んでいます。

 

これらの庚申塔群中、紀年銘のあるものは15基で、元文5年(1740)から万延元年(1860)に及んでいます。紀年銘のないものも、碑面等の様相からほぼ同時期のものと推定できます。造立者は、名草全域にわたる22の谷戸(講中)の名が見え、中にはわずかではあるが、大岩、田島、樺崎の住人の造立したものもあり、広範囲にわたっています。 

名草地域のさかんな庚申信仰の様相を示す貴重な存在です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お問い合わせ

名草ふるさと交流館(足利・名草ふるさと自然塾運営協議会事務局)

 

0284-41-9687

⌂ 326-0001 栃木県足利市名草上町3371

✉ info@ashikaga-nagusa.com

 

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● 休館日 月曜日(月曜日が休日の場合はその翌日以降の休日でない日)、年末年始